2016 季節の1品

《 menu:お餅の明太子バターソース 

 

2月の季節の食材

   ~ テーマ ; たらこ ~

たらこ、明太子は、魚の卵なので栄養はとても豊富です。
良質のたんぱく質やカリウムやリン、亜鉛などのミネラルが多くビタミンもA、E、B群と
豊富に含んだ優れた食材だそうです。

効果効能としては…
①がん・生活習慣病・生理痛・肝臓病・老化予防・ストレスを予防・改善する「健康効果」
②肌・髪・爪・歯を美しく保つ「美容効果」

美容効果も健康効果も合わせ持った食品なんですね!
たらこに含まれるビタミンEは、ホルモンの代謝にもかかわっており、脳下垂体に働きかけ、
ホルモンの分泌を促してくれます。
血行もよくし若々しい血管を保つといわれていますので、生理のトラブルや冷え性で悩んで
いる女性は、積極的に摂るといい食材だそうです。

更に豊富に含まれるタウリンには、「動脈硬化の原因」といわれている、血液中の
「悪玉コレステロール」を減らし、改善する「善玉コレステロール」を増やす効果があると
いわれています。
明太子には、辛子のカプサイシンも含まれるので、さらに代謝アップも望めます!

たらこ、明太子を食べて、美味しく美と健康を取り入れましょう♪

※ただし、塩分やプリン体が多いので、1日1本くらいまでにしましょうね。

《 menu:アマンドショコラ 

 

3月の季節の食材

~ テーマ ; アーモンド ~

アーモンドは、『スーパーフード』の一つです!
1日20粒程食べて、美と健康を手に入れましょう☆

アーモンドの代表成分ともなっているビタミンEは、酸化防止だけではなく、たるみやしわの原因
になる糖化を防ぐ働き、紫外線から肌を守る働き、女性ホルモンの働きを正常化させる作用、
末端の血行障害を改善する働きによって冷えの解消効果など、女性に嬉しい様々な効果を
得ることができます!
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれています♪

ポリフェノールと相乗してのアンチエイジング効果や、食物繊維によって老廃物(脂肪など)の
排泄を促すデトックス効果・腸内環境改善からの美肌効果、貧血や血行不良の改善による
乾燥やくすみ改善・ターンオーバーの正常化などなど、アーモンドは美容面健康面共に
嬉しい様々な働きが期待出来るようですよ。

又鉄分が豊富なため、赤血球に含まれるヘモグロビン量の減少による貧血や、貧血までは
至らないもの「隠れ貧血」と呼ばれるような鉄分不足状態の予防や改善に有効だそうです。
鉄分・ヘモグロビン不足による症状としては疲れやすくなる・動悸・息切れ・めまい・立ちくらみ
・無気力感などが挙げられ、女性の不定愁訴と呼ばれている不調と重なります。
鉄分の適切な補充から原因がハッキリしなかった不調や不快感の改善に繋がることもある
ようですよ。

 menu:ベリーのパルフェ 

 

4月の季節の食材

 ~ テーマ ; ベリー ~

春、そろそろ冬に蓄積した『もの』を手放したくなる季節ですね…
そんな気持ちを後押ししてくれる美味しいものの一つが、なんと《ベリー》なんです★

ハーバード大学において、24年間、13万人もの患者さんにダイエット効果を調べる研究を
実施されたそうなのですが、その研究結果によると、ダイエットに有効な成分がベリー類に
たくさんあることが判明したそうです!!
ベリー類にはポリフェノールが豊富に含まれていて、脂肪を燃焼してくれる働きがあるそうです。
白色脂肪細胞(脂肪を溜める細胞)+ポリフェノール⇒ベージュ脂肪細胞(脂肪燃焼してくれる細胞)に変化させられるそうなんですね~♪

そこで、レッスンでは『ベリー』を使った、超簡単にできるデトックスウォーターのご紹介をさせていただきます!
水溶性の部分のポリフェノールやビタミンCが溶け出して、ほんのり甘ずっぱいヘルシーな
ドリンクになります。

 menu:ココナッツロッシェ 

 

5月の季節の食材

 ~ テーマ ; ココナッツー ~

 

 

ココナッツには、食物繊維や中鎖脂肪酸、カリウム、
マグネシウム、マンガン、鉄分、銅などが豊富に含まれています。

食物繊維は、便通をよくしたり、体の老廃物を便と一緒に排出するの働きもありますので、
動脈硬化防止や生活習慣病予防にも大変効果的です。
銅は、鉄の利用を助ける役割があり、貧血の予防に効果があります。 
また、メラニン色素やコラーゲンの生成に大きく関わっており、皮膚の色を保ったり、
骨や血管壁を強化する働きも担っています。 
体が美容ビタミンのビタミンCを使うときに必要な成分にもなります。

マンガンは、コレステロールやインスリンの生成に深く関わっているミネラルで、疲労回復
、高血圧予防、動脈硬化予防などに効果が期待されます。 さらに、マグネシウムなどの
ミネラルと働くことで、骨の形成を促進し、骨や歯の強化、イライラの解消などにも効果が
あるそうですよ。

そして、注目すべき『中鎖脂肪酸』!!
体内に蓄積されにくいので脂肪になりにくく、さらに今ついてしまっている脂肪燃焼にも効果
のあり、中性脂肪を減らす効果を持っている成分だそうです。
糖質制限ダイエットなどをされている方には特に、体脂肪を肝臓で分解し、ケトン体を作る
「ケトン体回路」がよりスムーズになり、痩せやすい方向に導いてくれるそうですよ。
ダイエットにいいと言われるのもこの中鎖脂肪酸の効果なんですね!

menu:ココナッツのパンナコッタ

~マンゴーソース 

 

6月の季節の食材

 ~ テーマ ; マンゴー ~

 

真夏の日差しの強い日、照りつける太陽をあびると、イヤでも紫外線を意識しますね。
さて、一年で最も紫外線量が多いのは、もちろん夏!と思っている方も多いと思います。
ですが実は日が長くなり始め太陽も高くなる6月ごろは、夏同様の紫外線量が
じゃんじゃん降り注いでいるのです!ついつい気を抜いてしまう梅雨の晴れ間は注意が
必要ですよ~☆

日焼け止めや、日傘等の外的な対策はもちろん必要ですが、
『リコピン、βカロチン、ビタミンEなどの酸化防止食材』を取り入れて
『 食べる日焼け止め対策 』も考えてみませんか♪
そこで♪
ビタミンACEのたっぷり含まれる食材『マンゴー』をピックアップ!
ビタミンACEを同時にとることで、栄養素の吸収率が飛躍的に高まるそうです!
おまけにココナッツもアンチエイジング効果絶大!
更に日焼けしてお肌のダメージに悩んだ時や、慢性的な乾燥肌に、ココナッツミルク塗ることで保湿力を高め、カサカサ肌改善に役立つそうです。
お風呂に入れて“ココナッツミルク風呂”も効果満点!
料理に美容に幅広く活躍しますね!
今月はそんなマンゴーとココナッツのデザートです!

menu:マンゴーのシントー 

 

7月の季節の食材

 ~ テーマ ; マンゴー ~

 

夏の健康維持に大活躍のマンゴー!
今月もひき続きマンゴーの特集です!

夏バテ防止に!夏風邪予防に!おまけに美肌まで♪


マンゴーは100gあたり170mgのカリウムを含んでいます。夏バテは大量の汗をかくことで
カリウムが失われ低カリウム血症状態になることや、汗として放出された水分がそのまま
不足してしまうも大きな要因です。
マンゴーは水分補給・カリウム補給に適した果物ですし、エネルギー転換の早いブドウ糖
などの糖も含まれているため夏バテ予防の食べ物として、とっても適しています。
食欲がない時期でも、マンゴーなら食べられそうですね!
またカリウムはむくみ解消成分として意識的に摂取したいミネラルでもあります。
体内でナトリウムとのバランスを保ち、余剰ナトリウムや溜め込まれた水分の排泄を
促す働きがあります。
そのためマンゴーはむくみ解消に役立つ果物とされ、特にカリウム不足で起こりやすい
夏のむくみ・濃い味付けを食べた後のむくみ解消に効果が期待できます。
運動とあわせてすらりとした美脚をめざしましょう☆

さらに免疫力向上に役立つビタミンCとβ-カロテンを含んでいます。
ビタミンCの吸収を高めるフラボノイドの一種でビタミンPの1つ「エリオシトリン」が含まれている
ことや、マンゴーのビタミンCは比較的熱に強いことなどから効率的な補給源と言われて
います。免疫力向上に加えて、β-カロテンがビタミンAに変換されると粘膜の補強としても
利用されることで、ウィルスの侵入自体を防ぐ効果も期待できるでしょう。

マンゴーが女性に支持されている大きな要因としては、高い美肌効果・美容効果が期待
できる果物であるという点です
ポリフェノールや抗酸化作用の相乗効果が期待できるビタミンA,C,Eが摂取できることから、
シワ・タルミ・シミなどの肌老化予防や紫外線対策として効果が期待できます。
大人ニキビの原因とされる過酸化脂質の生成抑制にも繋がりますのでニキビ予防にも効果
が期待できるでしょう。
また抗酸化以外にも、βカロテン(ビタミンA)には皮膚の潤いを保つ、ビタミンCはコラーゲン
の生成促進・メラニン色素生成抑制、ビタミンEには末梢血管の血流促進なども期待できます。
葉酸やビタミンB6などはタンパク質の代謝を促進する働きがありますから、ビタミンCと共に
弾力のある柔らかい肌を作る手助けをしてくれますよ。

今月はそんなマンゴーたっぷりのデザートです!

menu:トウモロコシのぷりん 

 

8月の季節の食材

 ~ テーマ ; コーン ~

 

甘くっておいしいトウモロコシですが、実は豊富な栄養素をバランスよく含んだ
スーパーフードなんです!

効果効能としては、
・疲労回復・栄養補給に ・夏バテ予防として
・冷え性・貧血の予防 ・むくみの予防・解消
・便秘の予防・解消 ・ダイエットサポート
・妊娠中の栄養補給に ・肌や髪の潤い維持に 等々

トウモロコシの主な成分は炭水化物(糖質)ですが、ビタミンEやカロテノイド系色素
(キサントフィル)・ナイアシンなど血流をサポートする成分、糖質の代謝に関わるビタミンB1
タンパク質の代謝に必要なビタミンB6などのビタミンB群を含んでいます。これらの成分の
働きで代謝と血流の両面から冷えの改善をサポートしてくれると考えられています。
加えてトウモロコシは100g中0.8mgと穀物の中では鉄分含有量が多く、ごはん(精白米)の
約8倍、玄米の約1.3倍の鉄分を含んでいます。造血に必要とされる亜鉛や銅なども含んで
いますから貧血の予防にも役立つようです。

その他に疲労回復効果が高いことで知られるアスパラギン酸、脳の機能を活性化させる
グルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンなども含んでいますから、疲労回復や
お疲れ時の免疫力低下予防にも役立つと考えられています。
必須脂肪酸のリノール酸も豊富に含まれています。
リノール酸は私たちの体の中では作られず、食べ物から摂取しなければならないものです。
動脈硬化の予防などに効果的ということもあり、積極的に取り入れていきたいですね。

毎日暑くて食欲の落ちる季節ですが、栄養効果抜群のトウモロコシ食べて、
夏を乗り切りましょう!

menu:黒糖あいすくりいむ 

 

9月の季節の食材

 ~ テーマ ; 黒糖 ~

 

お砂糖の種類は分蜜糖と含蜜糖に分類されます。
分蜜糖は上白糖、グラニュ糖、白ざら糖、中ざら糖、三温(さんおん)糖、液糖などで、製造工程で結晶と蜜を分離する、純度の高い甘さのすっきりしたお砂糖です。
含蜜糖は黒砂糖、メープルシロップ、カソナード等があります。
製造工程で結晶と蜜を分離しないので原料由来のミネラル分も除去されることなく含まれていて、甘さにコクがあります。
中間に位置するのが、きび砂糖、粗糖等です。ちなみに、分けられた蜜は、モラセスといいラム酒などの原料となります。
黒砂糖はとにかくきび由来のミネラルが豊富!
カリウムも多量に含まれていて、その量は上白糖に比べてもなんと約550倍ほどだそうです。また鉄分も多く特に女性に多い鉄欠乏性貧血などに効果的。亜鉛も豊富に含まれているので、髪の毛や爪をキレイに保つ効果があります。
よく「カルシウム不足の人は、爪が割れやすい」と言われますが、黒砂糖であればカルシウムも豊富に含まれているので、亜鉛との相乗効果でカルシウム不足が補え、爪を綺麗に保つ事も期待できそうですね。さらに、黒砂糖に含まれているラフィノースは、腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘の解消効果も期待されています!お肌もピカピカになりそうです!
それに加えビタミンB1、B2、B6などもしっかり含まれていますので、
これらのビタミンは疲労回復に作用します。甘さと相まって、疲れた時に効果的!夏の疲労回復にいいですね。
ですが、食べすぎは禁物です!ほどほどに摂取しましょう☆

menu:マロンあいすくりいむ 

 

10月の季節の食材

 ~ テーマ ; 栗 ~

 

栗は、ナッツ類と同様に種実類に分類されるのですが、脂肪が少なく、良質なでんぷん質が
たっぷり詰まったヘルシーな食材です。その上、現代の日本人に不足している方が多い
という亜鉛、体内の水分バランスを整えるカリウムといったミネラル類は、他のナッツ類同様に
たっぷり含まれています!
亜鉛は体内で働く酵素の原料となる重要な成分で、不足すると免疫力が低下したり、
貧血や皮膚炎を起こしやすくなったりするそうです。

さらに、美肌と健康に欠かせないビタミン類(B1、B6、B12、C)も豊富に含まれています。
栗に含まれるビタミンCはじゃがいもと同じようにでんぷんに守られているため、加熱しても
壊れにくいという特徴を持っています!

中でも豊富なビタミンB1は、チアミンと呼ばれ、エネルギー代謝を助ける働きがあり、炭水化物
(糖)の代謝との関わりが深いそうです!また、乳酸を分解してエネルギー代謝を促す働きも
あるので疲労回復や、疲れにくい身体作りに優れています。
季節の変わり目で、お疲れのたまったカラダにはピッタリですね!

栗の栄養素でもうひとつ重要なのは食物繊維。
栗に含まれる可食部100gあたりの食物繊維の量はさつまいもより上なんです!お腹の調子
が気になる方にもおすすめですよ~。

また、渋皮には抗酸化物質であるタンニンが豊富に含まれています。タンニンには、抗がん
作用・抗酸化作用・殺菌作用などの優れた作用があるといわれていますので、栗の栄養を
漏らさずいただくためには、渋皮煮などの調理法で渋皮ごと食べるのがおすすめです。

 

menu:黄粉と胡桃のあいすくりいむ 

 

11月の季節の食材

 ~ テーマ ; きなこ ~

 

みんなに愛される金の粉、黄粉♪

大豆を原料とするきな粉は、大豆の栄養価と効能をそのまま期待できるようです。

「畑のお肉」ともいわれる大豆には栄養がいっぱいです!大豆のタンパク質には、血中コレステロールの低下作用や中性脂肪の低下作用があると言われています。抗酸化作用により抗炎症・抗アレルギーや肥満防止・心臓病・糖尿病・高血圧・抗がん効果にも期待できるようですよ~。

豊富な食物繊維を含むため、便秘症状の改善も期待大。

きな粉には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つが豊富に含まれているのです。その豊富な食物繊維により、便秘を改善してくれる効果が期待できるというのです。

さらに、善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きがあるオリゴ糖を含んでいるのでとてもお腹に優しい食品といえそうですね。

 

そしてなんといっても、女性にとっても嬉しい栄養素は、大豆イソフラボン♪

特に大豆胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種だそうです。

大豆イソフラボンは植物エストロゲンの一つといわれ、その化学構造が女性ホルモンのエストロゲンと類似しているのは皆さんご存知のとうりですね~!

エストロゲンとは卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性らしい体つきを作ってくれたり、正常な月経を促す大事なホルモンです。きな粉を食べる事で、エストロゲンの不足を補うことが出来、様々な女性特有のトラブルにも効果が期待できるそうです。

また、豊富に含まれるサポニンが、基礎代謝の向上や脂肪の分解を促進してくれる作用もあるので、ダイエット効果がより期待できるようで~す。

 

menu:キャラメル・アーモンドアイス 

 

12月の季節の食材

 ~ テーマ ; たまご ~

 

ひよこが成長するのに十分な栄養がぎゅっと詰まった卵。わたしたちにとっても、体をつくるたんぱく質、体の器官や組織がスムーズに働くのを助けるビタミン・ミネラルといった体に不可欠な栄養素がバランスよく含まれた、栄養の宝庫です!

 

◆必須アミノ酸が疲れを撃退!ツヤピカのカラダに。

 体内で効率よく利用できる良質のたんぱく質が含まれ、疲れにくい 元気な体やツヤツヤの肌や髪を作ってくれます。

◆卵黄コリンは記憶力をUPさせ、脳を活性化!

 記憶や学習に関係する神経伝達物質「アセチルコリン」の材料とな るもの。コリンを含む卵は、記憶力や学習能力の向上や、認知症  予防や症状の改善に役立つとして注目されています。

◆お酒で弱った肝臓を守ってくれる卵のアミノ酸

 「シスチン」、「グリシン」、「グルタミンは」、肝臓の働きを助けてアルコー ルの分解を促進するアミノ酸。二日酔いの薬にも入っている成分です 卵にはこの3つのアミノ酸がバランスよく含まれているうえ、アルコール の分解を助けるビタミンB群も豊富!

お酒のおつまみは、卵料理がぴったりですね。