2018 季節の1品

《menu : シフォンケーキ》

2月の季節の食材

     ~ 卵 ~ 

たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち9つは「必須アミノ酸」と呼ばれ、体の中では合成できない為、食べ物から取り入れなくてはなりません。卵には必須アミノ酸が理想的な割合で含まれ、アミノ酸スコアは堂々の100!(100に近いほど、体内で効率よく利用できる良質のたんぱく質だということになります)

疲れにくい元気な体や、つやつやの肌や髪は、卵の良質なたんぱく質からです!

他にも、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどのビタミンが豊富に含まれています。鉄分はほうれん草の約2倍、カルシウムは牛乳の1.5倍と、ミネラル成分も充実!  肉や魚などほかのたんぱく食品にはみられないたまごの特長です。

ただ、「ビタミンC」と「食物繊維」を含有していません。これらを補う食品と一緒に摂ると効果的です。

 

卵黄に含まれる脂質の一種である「コリン」は、記憶や学習に関係する神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となるもの。

コリンを含む卵は、記憶力や学習能力の向上や、認知症予防や症状の改善に役立つとして注目されています!

又レシチンというリン脂質は悪玉(LDL)値を低下させる働きがあり、また卵に含まれるオレイン酸という脂肪酸は、LDL値の低下と善玉(HDL)値を増やす働きがあることがわかっています。

 

さらにお酒で弱った肝臓を守ってくれるアミノ酸を豊富に含んでいます!「シスチン」、「グリシン」、「グルタミンは」、肝臓の働きを助けてアルコールの分解を促進するアミノ酸。二日酔いの薬にも入っている成分です。この3つのアミノ酸がバランスよく含まれているうえ、アルコールの分解を助けるビタミンB群も豊富なので卵料理はお酒のあてにピッタリですね!

 

 《menu : きなこのあいす》

3月の季節の食材

     ~ きなこ ~ 

 

みんなに愛される金の粉、黄粉♪
大豆を原料とするきな粉は、大豆の栄養価と効能をそのまま期待できるようです。
「畑のお肉」ともいわれる大豆には栄養がいっぱいです!
大豆のタンパク質には、血中コレステロールの低下作用や中性脂肪の低下作用があると
言われています。抗酸化作用により抗炎症・抗アレルギーや肥満防止・心臓病・糖尿病・
高血圧・抗がん効果にも期待できるようですよ~。
豊富な食物繊維を含むため、便秘症状の改善も期待大。
きな粉には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つが豊富に含まれているのです。
その豊富な食物繊維により、便秘を改善してくれる効果が期待できるというのです。
さらに、善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きがあるオリゴ糖を含んでいるのでとても
お腹に優しい食品といえそうですね。

そしてなんといっても、女性にとっても嬉しい栄養素は、
大豆イソフラボン♪
特に大豆胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種だそうです。
大豆イソフラボンは植物エストロゲンの一つといわれ、その化学構造が女性ホルモンの
エストロゲンと類似しているのは皆さんご存知のとうりですね~!
エストロゲンとは卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性らしい体つきを作ってくれたり、正常な
月経を促す大事なホルモンです。きな粉を食べる事で、エストロゲンの不足を補うことが出来
様々な女性特有のトラブルにも効果が期待できるそうです。
また、豊富に含まれるサポニンが、基礎代謝の向上や脂肪の分解を促進してくれる作用も
あるので、ダイエット効果がより期待できるようで~す。

 

 

 《menu : カフェ・モカアイス》

4月の季節の食材

     ~ コーヒー ~ 

コーヒーに含まれている成分と聞いて真っ先に思い浮かべるのは「カフェイン」だと思いますが、最近ではコーヒーのポリフェノール(クロロゲン酸)のほうが注目を浴びています。 

ナスやゴボウといった野菜にも含まれています。

このクロロゲン酸はアンチエイジング効果、ダイエット効果、糖尿病の予防効果などがあるために注目を集めています。 

実際にはカフェインの量よりもクロロゲン酸の方がコーヒーに含まれている割合は多いです。

コーヒーの特徴とも言える褐色、苦味などはこのクロロゲン酸がもとになっています。

 

そのクロロゲン酸というポリフェノールがシミを予防するのに役立つそうです!

これからの季節にはうれしいですね~

日の光を浴びて皮膚に活性酸素が増えると、その刺激から肌を守ろうとして

メラニン色素が作られます。

これが沈着するとシミになってしまうんですね。

その活性酸素を除去してメラニン色素ができないように働いてくれます。

1日2杯のコーヒーでシミが予防できるそうですよ!たった2杯でいいなんて、コーヒー好きの方なら軽くクリアできますね。深煎りよりの浅煎りのコーヒー豆の方がクロロゲン酸は多いそうです。

 

さらにダイエット効果もあるそうです。

クロロゲン酸には糖質を分解する酵素を阻害する働きがあります。それが結果的に糖質の吸収を緩やかにすることにつながり、余分な脂肪の溜め込みをしないようにしてくれます。

また、クロロゲン酸には、脂肪燃焼を促進する効果もあります。

体内にすでに溜まっている脂肪や新たに発生した脂肪を燃焼させます。特にメタボリックシンドロームの原因とも言われている肝臓脂肪の燃焼効果が期待されています。

 

血糖値が気になる人にもクロロゲン酸は効果的です。

クロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあり、インスリンの分泌を抑えることができ、それが糖尿病にかかりにくくしてくれます。しかし、コーヒーに砂糖を入れ過ぎれば当然その分の糖分を摂ってしまうので、ほどほどに!

ブラックコーヒーの方が効果はあるそうです。

 《menu : クッキー&クリーム》

5月の季節の食材

     ~ 牛乳 ~ 

牛乳は、私たちの体の軸となる骨を作るカルシウムを補ったり、代謝が上がりダイエット効果が期待できたり、気持ちを安定させてくれたりと、沢山のうれしい働きをしてくれます♪

◎牛乳を飲んで、ストレスを解消しましょう。
そのイライラは「セロトニン」が不足しているから。別名”幸せの物質”とも呼ばれるこの成分は、牛乳に含まれるタンパク質に多く存在しています。気持ちがしんどいときは、温かい牛乳を飲んで、ホッとひと息つきましょう。イライラした気持ちがスーっと和らぎますよ。

◎基礎代謝を上げる
体を動かすためには、筋肉が必要です。牛乳には、その筋肉をつくるタンパク質が豊富に含まれています。ウォーキング等身体を動かしたのあとにコップ1杯分の牛乳を飲むと、消費されたタンパク質を補給できます。加えて筋肉づくりをサポートてくれるので、代謝がアップし疲れにくくなります。

◎牛乳の美肌効果
牛乳に含まれる「ビタミンA」が、皮膚や粘膜を保護して外からの刺激を防いでくれます。また、「ビタミンB2」が、テカリや黒ずみ・開きと言った毛穴トラブルの原因となる皮脂の分泌をコントロールし、肌のターンオーバーを正常に保つ作用があります。そして美しい肌を保つにはコラーゲンが重要ですが、コラーゲンはたんぱく質から構成されています。牛乳に含まれるたんぱく質は、美しい肌を保つのに必要な栄養なんですね。

◎認知症・アルツハイマーの予防になる
牛乳を飲んでいると、身体の健康だけでなく脳の健康を保つこともできるそうです。
アメリカにあるカンザス大学医療センターでは、60人の高齢者の脳をスキャンしました。
すると牛乳を飲むことが多い人に「グルタチオン」と呼ばれる脳の抗酸化物質のレベルが高いことが判明しました。抗酸化物質は、細胞の酸化を防いでくれます。脳の細胞が酸化してしまうと、記憶力や判断力が下がって認知症やアルツハイマーなどの病気に繋がりやすくなるそうです。

牛乳ならではの栄養分に健康効果を期待をするのなら、無調整の牛乳を選んだ方が良いです。低脂肪牛乳、無脂肪牛乳は、脂肪分を取り調整したり、除いた牛乳を言います。
たんぱく質やミネラル類などの栄養分は全て乳脂肪分に含まれています。つまりこの乳脂肪分を抑えればカロリーは減りますが、摂取できる栄養分は大幅に減ってしまうのです。